ハローワークインターネットサービスを併用して採用活動を効率化!

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ハローワークインターネットサービスは、人材を採用するときに役立つシステムのひとつです。
厚生労働省が運営しているサービスであるため、安心して利用できます。

この記事ではハローワークインターネットサービスの特徴や利用するメリット、利用手順などを解説します。
サービスを活用するときのポイントについても紹介しますので、初めて利用する人はぜひ参考にしてください。

目次

ハローワークインターネットサービスなら手持ちの端末から求人情報を閲覧できる

ハローワークインターネットサービスとは、ハローワークに直接行くことなく、求人情報を検索したり閲覧したりできるシステムのことです。
通信環境さえ整っていれば、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットからでも利用できます。

求職者は自宅にいながら求人情報を探せるため、就職活動をスムーズに進められるでしょう。
企業側は、ハローワークに出向くことなく人材を募集できるため、採用活動を効率化できます。

ハローワークインターネットサービスは、求職者と企業の双方にとって便利なシステムといえるでしょう。ハローワークインターネットサービスを利用する3つのメリット

ハローワークインターネットサービスを利用することには、会社のパソコンから求人情報を掲載できる、幅広い情報を掲載できる、応募者とのコミュニケーションを効率化できるなどのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

ハローワークへ出向く必要がない

会社のパソコンを使って求人情報を掲載できることは、ハローワークインターネットサービスを利用する大きなメリットです。
サービス開始前はハローワークまで出向く必要がありましたが、システムが整備されたことにより、手間をかけずに利用できるようになりました。

事前にアカウントを作成しておけば、求人情報の掲載はもちろん、内容の修正や応募状況の確認などもシステム上で簡単に行えます。
採用活動を効率化する手段のひとつとして、利用を検討してみるとよいでしょう。

写真などの視覚的な情報が掲載できる

写真や地図情報などを含め、幅広い情報を掲載できることもハローワークインターネットサービスを利用するメリットのひとつです。
システムは少しずつ改良されており、2020年には、より多くの情報を掲載できるよう求人票が一新されました。

視覚的な情報を掲載できるようになったため、企業側は職場の雰囲気や仕事内容をより正確に伝えられます。
求職者にとっての利便性も向上しているため、利用者が増えることも期待できるでしょう。

求職者と簡単にコミュニケーションを取れる

ハローワークインターネットサービスを活用すれば、応募者と簡単にコミュニケーションを取れます。
システム上でメッセージを送受信できるため、わざわざ電話をしたりメールを作成したりする必要はありません。

応募者からの質問への対応や、面接日時の調整なども簡単に行えるため、採用活動を効率よく進められるでしょう。

ハローワークインターネットサービスを利用する手順

ハローワークインターネットサービスを利用するためには、求人者マイページを開設する必要があります。
ハローワークの窓口でも手続きできますが、ここではインターネット上での手続きについて解説します。

求人者マイページアカウントを作成する

ハローワークインターネットサービスのWebサイトへアクセスします。
トップページの「事業主の方」の項目から、「事業所登録・求人申込み(仮登録)」ボタンをクリックしましょう。

求人者マイページアカウント登録画面が表示されたら、メールアドレスを入力します。
利用規約などを確認のうえ「次へ進む」ボタンを押すと、メールが届くので確認しましょう。

パスワードを設定し、メールに記載されている認証キーを入力すれば、求人者マイページアカウントの登録は完了です。

事業所情報を登録する

初めてハローワークを利用する場合は、事業所登録を行わなければなりません。
「求人申し込み実績」の画面から「ハローワークに求人を申し込んだことはない」を選択して事業所情報を記入しましょう。

過去に利用したかどうか分からないときは、事業所所在地を管轄するハローワークに問い合わせると確認できます。

求人情報を仮登録する

先ほど開設した求人者マイページにログインして、求人情報を仮登録します。
求人者マイページのホーム画面から「新規求人情報を登録」ボタンをクリックすると、「求人仮登録」の画面に移動するため必要事項を記入しましょう。

求人情報の仮登録を行うと、ハローワークによる内容確認が実施されます。
不明点がある場合は、電話などにより連絡が来るケースもあるため丁寧に対応しましょう。

内容確認が完了すると、求人者マイページが正式に開設されます。

ハローワークインターネットサービスでできる6つのこと

ハローワークインターネットサービスを使うと、全国の求職者へアプローチする、求人情報を簡単に修正する、複数の担当者で求人情報を管理するといったことを実現できます。
それぞれのポイントについて簡単に確認しておきましょう。

1. 全国の求職者へアプローチできる

ハローワークインターネットサービスに求人情報を掲載すれば、全国の求職者へアプローチすることが可能です。
作成した求人情報は、全国のハローワーク内の端末だけではなく、インターネット上でも公開されます。

多くの求職者が利用しているサービスであるため、求人情報を幅広い層へ届けられるでしょう。

ハローワークインターネットサービスは、厚生労働省が運営しているシステムであるため、企業としての信頼性が高まることも期待できます

2. 求人情報の削除や修正を簡単に行える

ハローワークインターネットサービスでは、求人情報の掲載だけではなく、内容の修正や削除も簡単に行えます。
優秀な人材を確保するためには、応募状況に合わせて、記載内容を修正したり変更したりすることが大切です。

ハローワークのシステムを活用すれば、情報の追記や修正などもインターネット上で簡単に行えるため、手間をかけずに採用活動を進められるでしょう。

3. 複数人で求人情報を管理できる

求人者マイページへのログインアカウントを追加しておけば、複数の担当者の間で求人情報を管理することも可能です。
ハローワークインターネットサービスでは、アカウントを10個まで追加できます

複数の担当者で管理したい場合は、求人者マイページの「事業所情報・設定」画面から手続きしましょう。

「追加アカウント一覧」から「アカウントを追加」のボタンをクリックします。
次の画面で、追加したいメールアドレスとパスワードを入力すれば完了です。アカウントの削除も同様の手順で行えます。

4. 求職者を検索してアプローチできる

求職者からの応募を待つだけではなく、企業側からアプローチすることも可能です。

ハローワークインターネットサービスでは、経歴・保有資格・スキルなど、求職者が公開している情報を検索できます。
ただし、氏名や住所といった個人情報や、求職者が公開を希望していない情報は検索できません。

気になる人材を見つけた場合は、ハローワークと相談したうえで、求職者へ連絡できます。
一定の条件を満たせば、ハローワークを経由せずに求職者へ直接連絡することも可能です。

直接連絡したい場合は、求人を作成して「オンライン自主応募の受付」を可としておきましょう。
この設定をしておけば、応募を検討してほしい求人の情報やメッセージを求職者へ送付できます。

より積極的な採用活動を実施することで、優秀な人材に出会える可能性が高まるでしょう。

5. イベントやセミナーの情報を検索できる

ハローワークインターネットサービスを活用すれば、全国のハローワークが開催する企業向けのイベントやセミナーの情報を検索できます。
面接会や会社説明会、雇用管理セミナーなどが開催されているため、うまく活用すれば、採用活動に関する知識を得たり、優秀な人材と接触する場を増やしたりできるでしょう。

イベントは、開催場所や種類、日程などから絞り込んで検索できます。
検索結果の一覧に、条件に当てはまるイベントの概要が表示されるため、気になるものをクリックして詳細を確認のうえ、申し込みましょう。

6. 雇用保険や助成金に関する情報を検索する

ハローワークインターネットサービスでは、雇用保険や助成金に関する情報を検索することも可能です。
高齢者や障害者、外国人の雇用対策などについての情報も掲載されています。

雇用や採用活動に関する情報がまとめられているため、効率よく情報収集できます。
とくに初めて採用活動をする場合は、うまく活用して知識を習得するとよいでしょう。

ハローワークインターネットサービスで求人を掲載する際のポイント

ハローワークインターネットサービスを活用して採用活動を行うなら、会社の魅力を具体的に書く、仕事内容を詳しく記載する、職場の雰囲気が伝わる画像を掲載するといったポイントを意識しましょう。

以下、それぞれのポイントについて簡単に解説します。

1. 会社の魅力や特徴を具体的に記載する

どのようなサービスを使う場合にも共通することですが、会社の魅力や特徴は分かりやすく、かつ具体的に記載しておきましょう。
求職者は、労働時間や賃金といった待遇面だけではなく、会社全体の魅力や理念なども含めてチェックし、応募するかどうかを判断します。

ハローワークインターネットサービスには「会社の特長」という欄があるため、会社の理念や経営方針などを記載して、働きがいのある職場であることをアピールしましょう。

どのような企業を目指してサービスを開発しているのか、スタッフが働きやすい環境を構築するためにどのような取り組みをしているのかといったポイントを明記すると求職者へのアピールにつながります。

2. 業務内容を詳しく書く

効率よく採用活動を進めるためには、仕事の内容を詳しく書いておくことも重要です。
担当することになる業務内容が不明確だと、求職者が自分に合う職場なのかを判断できません。

疑問や不安を感じ、応募を見合わせるケースもあるでしょう。
採用後のミスマッチを防止することにもつながるため、仕事内容を詳しく書いておくことが大切です。

ハローワークインターネットサービスの求人票には「仕事の内容」という欄が設けられているため、できるだけ具体的に記載しましょう。

営業や接客といった一般的な言葉であっても、仕事内容は職場によって大きく異なります。
「新規雇用開拓のために市内の企業を訪問する」「店舗にてお客様の希望に合う商品を提案する」など、求職者の目線に立って分かりやすく記載しましょう。

3. 職場の雰囲気が伝わる画像を掲載する

職場の雰囲気や仕事内容が伝わる写真を掲載することも重要です。
写真を活用すれば、文字だけでは伝わりにくい情報を求職者に届けられます。

ハローワークインターネットサービスでは、画像情報を簡単に登録できます。
働いているスタッフの様子や店舗の風景、会社の外観などの画像を掲載して、魅力的な職場であることを求職者へアピールしましょう。

【まとめ】ハローワークインターネットサービスで採用活動を効率化しよう!

今回は、ハローワークインターネットサービスの特徴や利用方法などを紹介しました。
ハローワークインターネットサービスを活用すれば、ハローワークへ出向くことなく求人情報を掲載できます。

全国の求職者に求人情報を見てもらえるため、採用活動を効率化できるでしょう。
情報を公開している求職者へ直接アプローチできるため、積極的な採用活動を実施できます。

採用活動をより効率化したい場合は、ハローワークインターネットサービスとグレフ(greff)を併用するのもおすすめです。
グレフ(greff)を活用すれば、正社員採用や引き抜きなど、幅広い採用活動を実施できるため、ハローワークインターネットサービスを始める際は、ぜひ一緒にご利用ください。

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