こんにちは。スキマバイトサービス”グレフ”の広報担当です。
この記事では、日雇い派遣の概要や、スキマバイトとの比較について解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
日雇い派遣とは
日雇い派遣とは、労働契約が1日単位の短い期間で働く派遣のことを指します。
労働基準法では「31日未満の派遣雇用契約」「1週間に20時間未満の労働」を日雇い派遣と定義しています。
特定の日だけ仕事をするという特徴から、「スポット派遣」と呼ばれることもあります
日雇い派遣は原則禁止
2012年に行われた労働者派遣法の改正によって、日雇い派遣に対する規制が一部の例外を除いて強化されました。
かつて非正規雇用である派遣社員は、短期の契約を繰り返し派遣先を転々とさせられるという事象が続出しており、雇用が安定していませんでした。
その中でも2008年に発生したリーマンショックにおいて、日本では「派遣切り」といった非正規雇用として働いている派遣社員の契約打ち切りが続出したことにより、雇用保険の加入条件を満たさない派遣形態を「日雇い派遣」と定義し、「派遣社員の使い捨て」を防止する目的で日雇い派遣が禁止されています。
禁止の例外となる業務
”規制が一部の例外を除いて強化された”と述べましたが、労働者派遣法では専門性が高く、需要があるとされている業務について、例外的に許可されています。
具体的な例外とされる業務の一例は以下になります。
・ソフトウェア開発
・機械設計
・事務用機器操作
・通訳、翻訳、速記
・秘書
・ファイリング
上記を含め、合計で18種類の例外業務を認めています。
日雇い派遣が認められる労働者
以下の条件を満たす人は、日雇い派遣禁止の例外となります。
60歳以上
満60歳以上が対象となります。
昼間学生に該当する者
昼間学生の対象は、日中は学業に努めていて、夜や休日といった空いた時間に仕事をするような、学校教育法の学校(専修学校・各種学校を含む)の学生又は生徒に該当する方です。
本業の年収が500万円を超えており、副業として従事する者
複数の収入源のなかで一番多くお金を得ている収入源(生業年収)が年間500万円以上の額面収入である際に対象となります。
世帯収入が500万円を超えており、主たる生計者以外の者
主たる生計者以外とは、「世帯の年収合計のうち50%以上の年収を占めている」に該当しない方が対象です。
スポットの活用ができるスキマバイト
日雇い派遣は2012年に原則禁止となってしまいましたが、近年ではスキマバイトサービスを活用している企業が増えてきています。
スキマバイトとは、1日単位で雇用する短い期間で働くアルバイトのことを指します。期間は数時間や1日からなど、活用する期間は企業によってさまざまで、スポットとして活用できることからスポットバイトと呼ばれることもあります。
一般的に業務内容の特徴は、比較的単純な仕事が多い傾向にあります。
またスキマバイトサービスの多くは、募集から勤務開始までをスピーディーにオンライン完結できる機能があります。企業の「この時間だけ働ける人材が今すぐほしい」という突発的に発生する人材不足のニーズに対応できる雇用のあり方として注目されてます。
日雇い派遣とスキマバイトとの違い
日雇い派遣とスキマバイトの大きな違いは「雇用関係」にあります。
日雇い派遣は登録型派遣と同じく、派遣先企業と派遣社員には雇用関係はなく、派遣元企業と派遣社員(派遣労働者)の間に雇用関係があります。
それに対し、スキマバイトは人手を必要とする企業と労働者の直接雇用関係となります。
スキマバイトのメリット
それでは、スキマバイトにはどのようなメリットがあるのでしょうか?3つのメリットを紹介します。
募集から採用までが早い
スキマバイトは履歴書の確認や採用面接の日程調整といった採用までの工数がかからず、スピーディーに採用を行うことができます。
最短で求人を掲載した当日から働いてもらう、ということも可能なため、突発的な人材確保の手段として利用している企業が増えてきています。
単純作業の人員補充に最適である
倉庫内のピッキングなどといった軽作業や、店舗改装時の商品陳列など、人手が必要な日や時間だけ人材を雇うことができるので、人件費を抑えて人員を確保することができます。
“無料”で引き抜きできる
スキマバイトサービスでは「スカウトや引き抜きOK」としているものが多く、人柄や勤務態度が好評な労働者がいれば声をかけ、両者の合意の元で引き抜きをすることもできます。求人広告媒体や紹介料が発生するような媒体と比較すると、引き抜きを成功させることで、よりコストがかからずに新規の労働者を獲得でき、採用費用を大幅に抑えることができます。
まとめ
本記事では、日雇い派遣の概要やスキマバイトとの違いについて紹介しました。突発的な人手不足などに課題を感じている企業様は、スキマバイトを検討してみても良いかもしれません。
採用コストを抑えてスピーディーに即戦力の人材を確保したいと考えているなら、グレフの利用がおすすめです。最短で即日から求人を掲載・採用が可能で、登録費用や掲載費用はかかりません。引き抜きも無料のため、企業様のニーズに合った活用ができます。ぜひご利用ください。