夜勤・深夜・夜間アルバイトを募集するときのポイント

こんにちは。日払い単発アルバイトサービス”グレフ”の広報担当です。

夜間アルバイトに該当する時間帯、22時〜翌５時までの勤務時間を指し、その間の賃金は通常の1.25倍以上の割増賃金で支払うことが労働基準法で定められています。そのため、高収入を目的にした様々な層から一定の注目を集めています。

当記事では夜勤・深夜・夜間アルバイト（以下、「夜間」とする）の募集を考えている企業様に向けて、募集時のポイントを紹介していきます。

どんな職種で夜間の募集をしているのか

まずは、どういった職種をメインに夜間の募集をしているのか確認してみましょう。

・コンビニエンスストア

立地によっては接客業務が多い店舗もあると思いますが、搬入された商品のチェックや陳列、清掃の仕事が夜間はメインとなるため、接客業務が日中に比べて少ないことから、黙々と作業したい人向けに求人募集をする店舗があります。

・飲食店（ファミリーレストラン、居酒屋など）

注文を取ったり出来上がった料理をお客様の元へ運ぶホール業務と、調理をするキッチン業務があります。付随する業務として、レジでの会計や開店前の準備、閉店時の掃除など、人件費を多く割けない夜間では特に多様な業務をこなせる人材を募集したいと考える企業様がほとんどです。

・ホテル（フロント・清掃）

フロント業務では、受付などの接客や予約などの電話対応などが夜間もメインの仕事になります。清掃業務は客室のベッドメイクやタオルなどを含むアメニティの交換、室内の整理がメインの仕事になりますが、お客様が室内にいる夜間中はあまり多く募集を出さない傾向にあります。
中でもにフロント業務では高い接客スキルが求められるお仕事のため、仕事を通じて正しい敬語や礼儀作法、接客スキルを身につけることができる人材を募集します。

・コールセンター

日中は営業などを目的として電話をかけるアウトバウンドの募集がありますが、夜間帯の主な募集内容は緊急となるような問い合わせや年中無休で注文受付などの電話応対といったインバウントの募集があります。研修制度を計画的に設けたり、トークマニュアルを整備している環境が多いため、未経験からでも始めやすいよう募集します。

・データ入力

業務内容は日中と変わらないものが多く、あらかじめ用意したデータを決められたルールに従ってPCや専用端末に入力していく仕事であるため、基本的なPCスキルを持った人材を求めている企業様が多く、また生産性を加味して募集・採用を行います。

・清掃

店舗やビルなどの施設閉店後の深夜だから行える、施設内外店内や窓などを清掃する仕事の募集があります。作業エリアが広い分、チームで動くことを求められるので、コミュニケーションが取れる方や清掃を黙々と作業できる方を求める企業様が多くあります。

・倉庫（仕分け・ピッキングなど）

年中無休で稼働している倉庫では、日中も夜間も関係なく荷物の仕分けやピッキング、荷下ろし、検品、梱包、シール貼りなどがメインとなります。単純な仕事なので覚えること自体は少なく、未経験での勤務もしやすいことから、繁忙シーズンに備えた単発や短期間での募集をする企業様がほとんどです。

・工場での製造ライン作業

こちらも倉庫と同じく、日中も夜間も覚えることが少ない単純作業が多いため、未経験でも募集しやすいお仕事です。そのため倉庫と同じく繁忙シーズンなど出荷数に合わせて単発や短期間での募集をする企業様が多く、目標の出荷数を守れるよう多めに採用をとっています。

夜間アルバイトの職種別の平均時給

下記では、三大都市圏（首都圏・東海・関西）での夜間アルバイトの平均時給を紹介します。
※（）の平均時給に1.25倍かけた金額で表示しています。

レジ　　　　　　　　　　　　　　1,331円（1,065円）
コンビニスタッフ　　　　　　　　1,310円（1,048円）
ホールスタッフ（飲食店）　　　　1,382円（1,106円）
調理　　　　　　　　　　　　　　1,371円（1,097円）
洗い場・パントリー　　　　　　　1,367円（1,094円）
ホテルスタッフ　　　　　　　　　1,451円（1,161円）
コールセンタースタッフ　　　　　1,782円（1,426円）
データ入力　　　　　　　　　　　1,578円（1,263円）
清掃・洗浄・クリーニング　　　　1,418円（1,135円）
物流作業　　　　　　　　　　　　1,447円（1,158円）
発送・仕分け・梱包　　　　　　　1,455円（1,164円）

出典：－2023 年 2 月度アルバイト・パート募集時平均時給調査－

夜間アルバイトを希望するワーカーはどのような人がいるのか

夜間の職種を前述にて紹介しましたが、実際に夜間を希望するワーカーはどのような人がいるのか、ここで紹介します。

深夜帯・夜間の就業を希望する属性の中で最も多いのは、フリーターと学生です。フリーターは時給や日給の高さに魅力を感じる中で、近年では副業として夜間の仕事を探すダブルワーカーも多い傾向にあります。学生もフリーターと同様に金額面での魅力を感じている中で、学業と両立するための選択肢として夜間を希望している方が多くなっています。

その他の夜間を希望する属性は、主婦層やシニア層もいるため、募集する職種によって採用を積極的に行うことも検討していきましょう。

夜間アルバイトを募集するときのポイント

では、実際に夜間の求人を掲載する際に気をつけることを紹介します。

待遇・福利厚生

まずは待遇と福利厚生の項目をワーカー目線で記載をすることです。
夜間アルバイト（22時〜５時）の時間帯は電車やバスといった交通手段がないということを意識しておきましょう。
ワーカーが通勤しやすいよう、「自転車・バイクOK」「駐車場完備」「交通費支給」などといった記載はワーカーにとってメリットになるので応募率が上がる可能性があります。
また、夜間を希望するワーカーは高い日給を「すぐに受け取りたい！」という意識を持った方が多いので、日払いや週払いの対応が可能であれば求人に記載し、また月の収入例もあるとワーカーもイメージしやすく、良い求人になるでしょう。

シフトの融通が効くかどうか

夜間アルバイトでは、副業として働くダブルワーカーや学生が多いため、本業や学業と両立ができるシフトを希望する方が多いです。
なので、「WワークOK」「週1日～可能」などといったダブルワーカーや学生が相談しやすい条件を記載すると良いでしょう。

まとめ

本記事では、夜間アルバイトについて紹介しました。
どのような属性が夜間アルバイトを探しているのか、それぞれにどのようなニーズがあるのか、ワーカー目線の求人作りの参考にしてみてください。

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